存在するだけ


子供だった頃、一度は考えた事はないだろうか。私たち人間もミクロな生き物の一つなのでは無いかと。
見たことのない、見ることのできない、何か大きな生き物のお腹の中、栄養を消化する役割を持つだだひとつの者なのではないだろうか。
このように日々、生活をしながら、1番外側の巨大生物はどのように過ごしているのだろうと、
思いを馳せれば、見えている世界は宇宙に浮かぶただ一つの星ではなくなる。
もし外側の巨大生物が甘党だったら、
私たちはケーキの町にすんでいることがあたりまえだったかもしれないし、本当はそうは見えていないだけで、ケーキの町に住んでいるのかもしれない。
古屋知世

デザイン事務所に住むイラストレーターです。

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